
地熱利用の蓄熱式温水床暖房
「ウェルダン」
理想的な暖房方式である地熱基礎と蓄熱式床暖房を組み合わせた当社オリジナルの床暖房「ウェルダン」をご紹介します。
高気密高断熱の家では、輻射暖房である床暖房が、
エアコンなどの空気暖房に比べはるかにメリットがあります。

※床暖房「ウェルダン」は、当社の登録商標(第3346366号、第3363478号)です。
※浴室の床暖房設置は除く。
床暖房ウェルダンの仕組み
地熱基礎+蓄熱式温水床暖房
地熱基礎の仕組み
地熱基礎は、床下空間を土で完全に埋め、その上に鉄筋コンクリートのスラブ(床を支える板状の鉄筋コンクリート)で覆う形状 をしています。これにより床下の断熱と防湿がなされ、地熱の力で夏はひんやり、冬は暖かく過ごすことができます。
蓄熱式温水床暖房の仕組み
蓄熱式温水床暖房ウェルダンは、1階の全面を覆うように配管し、2階も含めた家中すべての部屋を暖かく快適な室温に保つことができます。床暖房の熱源は地熱+温水で、温水の熱源はガスボイラーと大気熱ヒートポンプから選択が可能です。
蓄熱式温水床暖房
「ウェルダン」9つの特長
- 輻射暖房なので
暖かさが違う - 乾燥しにくい
- 省エネルギーで
経済的 - 温水の熱源は
2つの中から選択可能 - 使用方法がとても簡単
- 故障の心配が無い
- メンテナンスが簡単
- 高い技術を持った
専門職人のみが施工 - 2階への設置も可能
輻射暖房なので暖かさが違う
理想的な暖房方式である地熱基礎と蓄熱式床暖房を組み合わせた当社オリジナルの床暖房「ウェルダン」をご紹介します。
高気密高断熱の家では、輻射暖房である床暖房が、エアコンなどの空気暖房に比べはるかにメリットがあります。
さらに床暖房の中でも、廊下からトイレまで全室設置でき、設備費も暖房費も抑えられる蓄熱式床暖房が理想的です。
地熱基礎と蓄熱式床暖房を組み合わせた当社オリジナルの床暖房「ウェルダン」は、数々の特長を持っています。
床暖房「ウェルダン」は、当社の登録商標(第3346366号、第3363478号)です。
北欧では一般的な床暖房
極寒の地、スウェーデンでも30年ほど前から蓄熱式温水床暖房が急速に普及しています。
新築の住宅のほとんどに蓄熱式温水床暖房が床全面に施工されるようになってきました。
かつては家の中でも靴を履いている家庭が多かったのですが、床暖房の普及と共に靴を玄関で脱ぐ家庭が増えています。
また温水式のパネルヒーターも昔から使用しており、足元から輻射熱によって暖めています。
日本のように、足元ではなく頭上高くにエアコン暖房を設置し、下方に向け温風を吹くようなことはありません。
乾燥しにくい
エアコンでは温風といっても体温よりも低い風を吹かせる機械であり、気流の発生により体感温度が下がってしまいます。
これに対して蓄熱式温水床暖房「ウェルダン」は、気流の発生が一切ない輻射暖房であり、足元から暖かく感じられるためエアコン暖房に比べ室温が低くても快適に感じられます。
エアコンよりも室温を低くできるため、相対的に屋内の湿度を高く保つことができ、冬の過乾燥を防ぐことが可能です。
エアコン暖房は暖房として失格
北欧など寒さの厳しい国では、暖房にエアコンを使用することはありません。
日本でも東北・北海道など寒冷地では、エアコンはあくまでもクーラー(冷房)であって暖房とはあまり考えていません。
エアコンは外気から採熱をする装置なのですが、外気が7℃を下回ると急激に熱効率(COP)が低下してしまうからです。
つまり寒い冬には大変効率が悪くなってしまう装置なのです。人の体感温度に影響のある要素のうち「気流」について、空気が移動すると体感温度が下がってしまうということを聞いたことがありませんか?
エアコンが「暖かい空気」を吹き出しても、吹き出す風により体感温度が下がってしまうため、室温を高くしなければ暖かく感じません。室内が高温になると相対湿度が下がり、乾燥してしまう…。
エアコンや全館空調は、暖房としては失格で、床暖房にすべきです。
省エネルギーで経済的
蓄熱式温水床暖房は、真冬でもわずか朝2時間夕方2時間ずつの運転のみで、24時間1日中ポカポカと暖かさが持続します。
そのため、ランニングコスト(暖房費)が大変少なく済みます。
また、基本的には1階のみ蓄熱式温水床暖房「ウェルダン」を設置すれば、
2階には床暖房も他の暖房設備も使用する必要はありません。
年間の暖房費は驚くほど安く、メンテナンスの費用も5年に1回程度の循環液の交換のみです。
蓄熱式温水床暖房「ウェルダン」は、家計にも地球にも優しい床暖房です。
温水の熱源は2つの中から選択可能
都市ガスの割引制度
当社オリジナルの蓄熱式床暖房「ウェルダン」は、東京ガス株式会社公認の床暖房システムです。
東京ガス管内で床暖房「ウェルダン」設置の場合、冬期(12月~4月検針分)にガス料金の割引を受けられる
「温水床暖房契約 暖らんぷらん」が締結できます。
さらに浴室などの給湯器に潜熱回収型高効率給湯器「ecoジョーズ」を組み合わせれば、「暖らんぷらん+エコ割」となり冬期には8%のガス料金の割引き、それ以外の期間でも3%割引きされますので、大変お得です。
使用方法がとても簡単
床暖房専用コントローラーで入り・切りの時間をセットするだけ。
セットも時・分を入れるだけですので、真冬は朝2時間・夕方2時間程度、
初冬や春先は1日で合計1~2時間、といったようにあらかじめセットしておけます。
セット時間は10分単位でできますので、お住まいの人数やご年齢、間取り、立地条件、季節に合わせ最適温度をきめこまやかに調整できます。
また断熱性が高いウェルダンの住宅では、日々の気温変化の影響をあまり受けない ため、毎日運転時間を変えるような必要はなく、秋口~初冬、真冬、春先といった季節の大きな移り変わりに合せて運転時間の調整を設定すれば充分。
また、手動ボタンもありますので必要によりタイマー運転と併せて使用できるので便利です。
故障の心配が無い
- 床暖房の温水配管は高分子樹脂製で、しかもモルタル内に密封されており、紫外線の影響もないため、耐久性は半永久です。
- パイプにつなぎ目が存在すると、そこからの漏水の可能性を排除できないため、モルタルに埋設されるパイプには一切つなぎ目を作らないようにしています。
建物の大きさに合わせ、床暖房の温水配管を一定の長さごとに複数の系統に分け、1本のパイプが一筆書き状に配管されています。
それぞれの系統のパイプは、屋外にてヘッダーと呼ばれる分岐装置に接続されており、ヘッダー内部やパイプの接続部は、目視にて点検を行うことが可能です。 - 地震時の温水配管への影響については、床暖房「ウェルダン」は、基礎のコンクリートスラブの上に一体的となっているため、基礎が破壊されるような事態とならない限り温水配管にダメージを受けることはありません。
また基礎というものは、建物の構造体の中で最も耐力のある部分であり、基礎が破壊されてしまうような極度の外力が働くことは考えにくく、またその場合には暖房の心配よりも建物の存在の心配をすべきだと考えます。 - ボイラーやヒートポンプといった、温水の熱源となる機械は、一定の年数の経過により劣化や故障が発生します。
これはどのような冷暖房機器でも同じことが言えます。様々な国内給湯器メーカー(リンナイ、ノーリツなど)から市販されているシンプルなもので、将来の修理や交換の際に問題となるような心配もありません。 - 水道の給水管等が基礎スラブを貫通する部分は、「さや管」という樹脂管の内部に配管された、2重管としてあります。
このため将来、水道配管等を交換しなければならなくなった時でも、容易に抜き差しできるようようになっています。
メンテナンスが簡単
温水配管を循環する不凍液は5年に一度程度交換が必要となりますが、
その費用も1系統当たりの交換費用は8000円程度(住宅規模によりますが1棟2~4系統程度)と ローコストの床暖房です。
高い技術を持った
当社指定の専門職人のみが施工
蓄熱式温水床暖房「ウェルダン」は、蓄熱体であるモルタルの上に直接フローリングやタイルの床仕上げをするため、
不陸(凸凹)無く均一に仕上げることが大変難しい工法です。特殊技能をもった職人が必要なため大量生産には向きません。
仮に床に不陸があれば、素足で歩くと不陸に気づいてしまいますし、テーブルや椅子ががたつくことになってしまいます。
ウェルダンでは創業以来、特殊技能をもった専門職人を固定化し直接施工していますので、
職人の当たり外れといったことがないのです。
2階への設置も可能
2階に高齢者室がある場合や、2階にLDKがある場合など、2階にも温水式床暖房を設置することも可能です。2階全面に施工する場合は蓄熱モルタル方式、部分的な施工のみとする場合はパネル式床暖房方式あるいは温水パネルヒーター設置方式とがあり、建主様の住まい方にあわせご提案します。
COMMITMENT
